ギャンブルにおけるマーケティング

カジノ攻略法はギャンブラーなら知っておきたい必須のメソッドです。

夢の国と呼ばれる某大手の遊園地は、一度訪れるとまた必ず遊びに行きたくなるような不思議な魔力がありますよね。私にとっての夢の国は、皆さんとはちょっと違い、ズバリ“カジノ”です。はい。生粋のギャンブラーであり、世界中のありとあらゆるカジノに長年魅了されている数ある人間のうちの一人なのです。ちなみに、夢の国は小さい頃に一度だけ行ったきり、大きくなってからは行った事がありません。ここ数年、海外にも中々行けなくなり、昔程のカジノ熱も少し冷めてきた今、ふと冷静に「なぜここまでカジノに魅了されていたのか?」と考えてみました。そこでたどり着いた答えは「カジノが仕掛ける巧妙なマーケティングなのでは?」というものでした。

カジノの豪華な雰囲気に思わず酔ってしまった。

なんであんなにもカジノは豪華なのでしょうか。普段経験する事の無いあの煌びやかな場所にいると、まるで自分自身がVIPにでもなった様な気になってしまい、ギャンブルの他にも必要以上にお金を使ってしまうのです。しかし中には無料で提供される飲み物や食べ物があり、これがまた“自分は特別な存在なのだ”と謎な勘違いをしてしまうのです。無料で渡される物には理由があり、それ以上のお金を使ってくれる事をカジノ側はしっかりと分かっているのです。

 

スペシャルなイベント

不定期に開催されるスペシャルイベントもまた、カジノが使うマーケティング戦法の一つです。毎日同じ営業スタイルでも、きっとカジノのようなビッグビジネスが集客に困る事は無いかもしれません。しかし、プラスαで豪華なスペシャルイベントを開催すれば、お客さんのカジノに対する愛をより強固な物にできます。初めてカジノに行く人にとっても、限定イベントが開催されていれば、より特別な思い出を作ることができるでしょう。

人口動態の活用

カジノのマーケティング戦略において一番有効となるのが、顧客層の調査です。顧客層をしっかりと把握できないと、売上を最大化するのは難しいと言われています。

簡単な例えを出すと、顧客の年齢層によってもお金の使い方が大きく異なり、高齢者はスロットマシンに一番お金を使う事が分かっていて、若い年齢層の人は多くの種類のゲームや飲食物にお金を使う傾向があるのです。よって、どのマシンをどれくらい導入するか、あるいはどの様な飲食店を誘致するかなど、考えるにあたって大きな指標になるのです。

カジノ間同士の絶妙な提携

一見、同業他社のライバル関係に見えるカジノ業界ですが、時には二つのカジノが協力しあって集客をしているというパターンもあります。例えば、カジノAのトイレにカジノBのスペシャルイベントの告知をしていることもあります。この様に、別のカジノに顧客を誘導して、場所によっての特徴や楽しさを見せてあげる事で、結果としては双方のカジノの売上アップに繋げようとしているのです。カジノAでいまいち楽しめなかった結果、二度とカジノに来なくなってしまうよりも、カジノBは楽しかったからまた行こう!となった方がマシだという考え方です。

結論

カジノが集客の為に行なっているマーケティング方法は、他のビジネスにおいても参考にするべき所がたくさんあります。顧客を引き寄せ続けるのはとても難しい事ですが、カジノは長年それを実現しているビジネスモデルなのです。

また、より多くの収益をあげているカジノほど、当然マーケティングにお金を費やすことができるので、より大きな広告を打ち出したり、大々的に宣伝したりすることができます。その結果、カジノの知名度が上がり、収益も次々と向上させていくケースが多いです。こうして今回、カジノについて改めて考えていると、海外旅行が解禁されたら、またカジノに入り浸りになりそうな気がして来ました(笑)。